後遺障害等級認定の際には「印鑑証明書」が必要

   

今回は、後遺障害等級認定の際に必要となる「印鑑証明書」についてご説明します。

まず、交通事故によって継続的な治療が必要になり通院していたものの、医師に症状固定とみなされた場合、後遺障害の等級認定手続きを行います。一般的に半年間の治療を施したにも関わらず、これ以上の回復が見られない場合に症状固定とされ、残った障害が「後遺障害」です。

そして、後遺障害の等級認定の申請方法は、「事前認定」と「被害者請求」という2つの手続きに分けられるのですが、被害者請求を利用する場合は、必ず印鑑証明書が必要になります。

 印鑑証明書は被害者請求に必要な書類の1つ

等級認定を被害者請求でする場合は、たくさんの書類が必要です。

たとえば、交通事故証明書や事故発生状況報告書、診断書や戸籍謄本、除籍謄本など、他にもまだまだ必要な書類はあります。その中の1つが印鑑証明書というわけです。

被害者請求は、事前認定よりも有利な認定結果が出る可能性はあるものの、必要書類が多岐に及ぶため、個人で行うには荷が重い手続きとなっています。

特に、平日の昼間の時間帯に仕事などで忙しい方は、書類を集めるのが困難な場合も多いため、弁護士といった専門家に依頼したほうが負担を軽減させることができると覚えておきましょう。

印鑑証明書の取得方法について

それでは印鑑証明書の取得方法についても見ていきましょう。

印鑑証明書は、市区町村役場にて取得するのですが、過去に印鑑登録をしていない場合、新たに登録する必要があります。といっても、身分証明書と登録したい印鑑(いわゆる実印)を持参し、市区町村役場にて印鑑を登録、その後、印鑑証明書の発行申請を行い取得します。多少めんどうに見えますが、1時間もかからない程度なのでそれほど大変な手続きではありません。

なお、印鑑登録は申請者自身が足を運ぶのが原則ですが、代理人に依頼しての申請も可能です。この場合は、上記の持参物に加えて委任状が必要になるため、事前に市区町村役場にて書式等を確認し、申請に不備がないよう準備してから行きましょう。

 - 参考資料