正しく知ってますか? 請求漏れを防ぐためにも覚えておきたい損害賠償請求項目

   

傷害事故の後、後遺障害が発生した場合、その程度に応じて、逸失利益、後遺障害慰謝料、付添看護非、家屋等改造費、義肢等の装具費用などの損害賠償の請求が可能となっています。

しかし、言葉だけを見てもいまいち内容がわからないという方が大多数なのではないでしょうか? そこで今回は、上記した費用の説明と考え方について詳しくご説明していきます。

逸失利益とは?

逸失利益とは、簡単に言えば後遺障害が残ったことによって、将来的に得ることができなくなってしまった利益のことを言います。たとえば、「後遺障害さえ残っていなければ将来的にも仕事を継続してできたのに、それが後遺障害によってできなくなってしまった......」といった具合に、今現在において発生した損害ではなく、将来に対する損害賠償を逸失利益として請求することが可能となっています。

なお、この逸失利益が後遺障害における損害賠償でもっとも高額になり得る損害です。非常に重要なポイントとなりますので、よく覚えておきましょう。

後遺障害慰謝料とは?

後遺障害慰謝料とは、後遺障害が発生したことによって、精神的・肉体的苦痛を被った場合に支払われる賠償金のことを言います。本来、被害者の受けた苦痛というのは金銭にて換算できるものではありませんが、加害者側が金銭以外で償う方法がないことから、このような仕組みとなっています。なお、後遺障害慰謝料については、後遺障害の等級ごとに一定の基準が設けられており、その基準に則って賠償請求・金額交渉といったものを行っていきます。

その他の費目

後遺障害における損害賠償は、その他にも下記のような請求が可能となっています。なお、下記は傷害事故の際、後遺障害が残った場合の実際にかかった費用と言い換えることもできます。

  • 付添看護費用
  • 入院通院治療費・交通費・雑費
  • 義足・コルセット・入歯・義眼・眼鏡・車椅子など
  • 住宅・家屋などの改造費用(バリアフリー化)

これらは、残った後遺障害に応じてかかった費用の実費分が支払われることになっています。

 - 後遺障害について知っておくべきこと