【高次脳機能障害は回復する!】高次脳機能障害と認知症の違い

   

高次脳機能障害と認知症は一見すると似たような症状が現れます。しかし、この2つには大きな違いがあるのです。その違いとは、徐々に悪くなっていくのか、それともゆっくり回復していくのかの違いとなっています。認知症が徐々に悪くなっていくのに対して、高次脳機能障害は傷害となってからでも回復する部分があるということ。つまり、高次脳機能障害は症状を的確に診断し、対処することができれば病状はゆっくりと回復していくのです。

高次脳機能障害は徐々に回復する

交通事故が原因による外傷性の高次脳機能障害の場合、冒頭で説明したように徐々に悪くなっていくのではなく、ゆっくり回復していくこともあります。そもそも脳損傷とは、脳に関係する神経細胞が失われた状態を言います。虫歯に例えてみるとわかりやすいのですが、治療の際に歯の神経を抜くと、その歯にはその後神経が戻ることはありません。これは脳損傷にも言えることで、神経細胞を失ってしまうとそれは一生ものです。しかし、脳の場合、残った細胞が失った機能を補ってカバーしてくれるのです。つまり、リハビリを継続することによって、ある程度までは回復する可能性が十分にあるということ。後遺症であるがゆえ、すべての機能が回復するまでには至りませんが、高次脳機能障害は事故直後が最悪の状態で、その後徐々に回復していくものです。

高次脳機能障害に強い専門医と法律の専門家を探そう

上記のことから、高次脳機能障害は適切なリハビリを継続して受けることが重要です。しかし、高次脳機能障害自体が非常に専門性の高い高度な後遺障害であるため、精通した専門医を探すことが非常に重要となってきます。また、高次脳機能障害は専門医だけでなく、法律の専門家を探すことも重要です。というのも、適切な等級認定を受けるためには、症状に精通した専門医だけでなく、法律の中でも後遺障害に強い専門家を味方につけるに越したことはありません。高次脳機能障害は、一見すると認知症と見紛われてしまう可能性もあるため、簡単なことではありませんが、専門医だけでなく法律の専門家の力も借りるようしましょう。

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